睡眠のハナシ〜REMとNon REMというコトバ〜

休養

今回は、レム睡眠(REM Sleep)とノンレム睡眠(Non REM Sleep)というコトバを紐解いていきます!

これはTomoのある日の睡眠データ。あまり良い波形ではないですね。。。

超簡単に言うと、レム睡眠は眠りが浅い状態で、ノンレム睡眠は眠りが深い状態です。でも筆者自身よくレムとノンレムを逆に勘違いすることがあります。その理由は、睡眠の状態を表す言葉で”ノン(Non)”という否定の単語を使われると、眠っていない(=眠りが浅い)状態なのかなと連想してしまうからです。このコトバなかなかやっかいですよね。これは日本人的なものの考えかと何か関係があるのでしょうか?それとも筆者だけの特有の考え方なのでしょうか?笑

みなさんは、REMのコトバの意味を知っていいますか?REMはRapid Eye Movement(=眼が速く動いている状態)の頭文字をとったコトバです。そう考えると確かにREMは浅い眠りの状態なのかなということがなんとなくわかります。それでも筆者的には名前の付け方に納得できないのですが…。とある研究者が、「ヒトは眠ってる時に眼球がすごい動いてる時と、全く動いていない時があるぞ!」ということを発見して、「眼球が動いてる時間帯をREMと名付けよう!」としてしまったため、睡眠の深さという点から考えると逆になってしまったんですね。

睡眠中に眼球が動いているということは脳がよく働いているということで、その逆は脳の働きが活発ではない状態だからNonという否定形が使われているのですね。そうなると、レム睡眠とノンレム睡眠はそもそも睡眠の深さを表すコトバではないということです。

要するに、一番初めに述べた「レム睡眠は眠りが浅い状態で、ノンレム睡眠は眠りが深い状態です。」という説明がそもそも間違っていたようです。けれども、この説明の仕方は結構チマタにまかり通っている気がします。そのおかげで、筆者同様に混乱している方もいたのではないでしょうか。

明日から、友達には「レム睡眠は脳が活発に活動している状態で、ノンレム睡眠は脳の活動が穏やかな状態」だと説明してあげましょう!笑

では、なぜレムとノンレムが睡眠の深さと関連付けて説明されるのか。それを次回深掘りしていきます!その後には最近の研究で分かった睡眠の役立つ知識も紹介していきます!

また1つずつ知識を蓄えてウェルネスリテラシーを上げていきましょー!

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