こんにちは!Tomoです。今回はwellness(ウェルネス)が誰によって提唱され、時代とともにどのようにとらえ方が変わってきたのか、日本ではどう適用したら良いのか考えていこうと思います。
1961年 ハルバート・ダン医師『輝くように生き生きしている状態』と提唱。→おおざっぱすぎる…。でもとりあえず、今から60年以上前(日本だと昭和36年、高度経済成長が始まったころ)にwellnessという言葉が作られたことがわかる。これからは単に健康なだけではなく、更により良い生活を求める時代だと。
その後、様々な研究者がwellnessの解釈を推し進めていった。
2015年 グローバルウェルネスインスティチュート(GWI)という組織が『総体的な健康状態につながる行動、選択、ライフスタイルを積極的に追求すること』と定義。→だいぶわかりやすくなってきた
2017年 荒川教授(琉球大学)『身体の健康、精神の健康、環境の健康、社会的健康を基盤にして、豊かな人生をデザインしていく、自己実現』と提唱。→要するに、他人まかせや環境まかせにするのではなく、自らの意志でカラダづくり、メンタルの強化、暮らしやすい環境づくり、より良い交友関係を作る努力をすることがwellnessなのではないか。こうやって見ると、wellnessはすごく大きな概念だということがわかりますね。
〈health(ヘルス・健康)とwellness(ウェルネス)の違い〉
更に荒川教授によると、『健康とは単に病気でない状態であり、生活する上での基盤となるもの。そして、ウェルネスはその健康を基盤に豊かな人生、輝く人生を目指している過程である。』と定義しています。医療や技術の進歩で近年では、健康があたりまえになりつつあると思います。しかし、そこからwellnessを目指すには、ある程度の知識が必要になると思います。その知識は自ら得て、取捨選択する必要があります。流れてくる情報を受け身的に得ているだけでは、生活習慣病などといった基盤となる健康すらも崩しかねません。万人に合う良いモノなどこの世には存在しないと思っています。このサイトでも知識を共有したいと考えていますが、それを自らのライフスタイルに取り入れるか、より良い方法を探すかは皆さん次第です。wellnessのゴールは人それぞれ違うと思います。そのゴールに向けてともに学んでいきましょう!
参考文献
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